私が、この世に生を受けて24年目
その間にこんなにも恐ろしい内紛があったとは
私がなんとなく学ぶ歴史や情勢は
勉強不足であり、ゆえに
イマジネーションに欠ける。
現実はおぞましく、言葉にならない。
作中にもあるように
報道されるニュースに
「怖いわね~」一言で
ディナーを続ける。
少し気を抜けば、その一人になってしまう。
戦争は個人では手も足も出ない問題でもある
あきらめに似た感覚で、
それよりも
より現実的な政策や援助
目に見える成果を期待して
開発学に目を向けてきた。
しかし、本当に私が
納得がいかなかったのは
戦争をなぜしなければならないのか
なぜ、対話で解決できないのか
なぜ、結果が分かっていて
報復するのか
9.11後の世界情勢に
反対を論じたかった
いつの間にか
軸がぶれていた。
今日、ホテル ルワンダを見て
いろんな事を感じた。
民族や派と呼ばれる
人間への線引き
差別もそう、ジェノサイドもそう
必ず、外部による圧力や介入が関係している。
そもそも
憎しみが生まれ
連鎖する構造
また、介入が遅れたがゆえに
犠牲者や難民を増やしたこと。
矛盾するが2つの要素が重なった悲劇でもある。
民族で争っているのは
決して過去ではない。
こうしたいまも、連鎖が繰り返され
争いが起きている。
なぜ、過ちを生かせないのか
今の私にはまだ結論が出ない